個人の創造性と生産性を高め、競争優位を獲得できる組織の環境ができるキャリア開発研修
仕事・キャリアの根源的なテーマが投げかけられ、それについて深く内省し、自分の言葉で現し、受講者同士で答えを共有し、自らの価値観(仕事観、キャリア観、会社観、人生観など)を建設的な方向へ醸成していくプログラムです。
仕事・キャリアを見つめる「意識の 7 段階」を学ぶプロセスを通して、職業人としてのアイデンティティを再考し、就労意識を再構築し、未来への意志を再確認します。
お届けするキャリア開発研修は、年齢層別に、次の2つがあります。
- 〈20~30 代向け〉キャリア開発研修
- 〈50 代向け〉キャリア開発研修
核になるコンテンツは共通していますが、50 代向けの研修には、特に、以下のような内容を加えております。
- 人生 100 年時代のキャリア開発と人生設計
- 複業、転職、起業など多様な働き方とキャリア開発
- 50代会社員が定年までに準備しておくべきこと
〈20~30 代向け〉キャリア開発研修
形式
集合研修・講師派遣・標準1日間
オンライン型(ZOOM などの WEB 会議ツールを使用)も可
事前課題、スライド講義×ワーク×ディスカッション、事後課題
ゴール
自分の最も深いところにある動機を知り、それに基づいて生きようと決めるのは勇気のいることです。
動機の繁栄である価値観をしっかり自己認識すれば、日々の仕事やキャリア形成、組織、会社という環境に対する向き合い方・心の構えが変わることになります。
日々の担当教務や職場に対して、充足感・満足感が得られることになり、生産性も上がり、創造性を発揮できることにもなるのです。
対象
20~30代社員
一方、組織、会社が、21 世紀に生き残るには、社会的責任を果たすともに、従業員の創造性により競争優位性を保たなければなりません。なぜなら、20 世紀とは異なり、現代はモノが過剰の時代であり、「論理とサイエンス」で問題解決を図るだけでは不十分で、イノベーションをもたらす価値創造の人材を育成することが急務なのです。
従業員ひとりひとりが、仕事に生きがいを感じ、創造性と生産性を高めることが、結果として、組織、企業の競争優位を獲得できるための唯一の道なのです。
方法論
- 「職業人としての自分の在り方」「自身の人生・キャリアの理想像」「会社・組織との関係性や生かし方」をどう思索するかといった正解値のない問いについて、取り組みやすくするためのワークを数々用意しています。研修時間の約6割をワーク(内省ワーク、ディスカッション、発表、気づき共有)に当てています。
- こうした内省ワークにおいて、受講者は受講者同士間で多様な答えに触れることになります。その過程で受講者は、自身の考え方・解釈について、修正をしたり、補強をしたりして、観の建設的な方向への醸成が促されていきます。ファシリテーターは「ピア・ラーニング(仲間同士の気づきあい/学びあい)」を最大化するよう働きかけをします。
キャリア開発研修 コース内容
=イントロダクション=
- 21 世紀とは?:ニュータイプの時代、センスメイキングの時代(STEM から人文科学へ)
- 個人、組織(会社)の価値観が、創造性、生産性になぜ寄与するのか
- 問題解決より、問題発見が難しい
=セッション1=
自分の現在地を知る
- 【ワーク】「ワークライフバランス」シート
=セッション2=
キャリアにおける「価値観」「動機」の本質をつかむ
- 【ワーク】事前課題「人生観、仕事観」シート
- 【ワーク】「死の体験旅行」
- 人間のニーズと個人の動機
- 人間の意識の 7 段階、組織の意識の 7 段階
- 【ワーク】現況のキャリアを 7 つ意識の視点からながめる
=セッション3=
職業人としてのアイデンティティを見つめ直す
- 課題を発見する、創造性を発揮する
- 【ワーク】マインドマップで、熱中、エネルギー、フローのいずれかを展開する
- 【ワーク】現在の「困りごと」からあるべき姿をみつける
- 【ワーク】マインドフルネスで鳥瞰する
- これから求められる思考・行動様式(思考プロセス、EQ)
- リーダーシップの3つの形態
- 人生プランを考える
- 【統合ワーク】「キャリア・オデッセイ・プラン」(プラン A、プラン B、プラン C)
=まとめ=
- VUCA の時代にあって、何でキャリアを駆動していくか
- 絶え間ない変化の中にあって、何を変え、何を変えないか
キャリア開発研修は年齢層や企業様の要望に応じてセミカスタマイズで設計いたしますので、お気軽にお問い合わせください。
自ら上場企業14年間勤務、転職5回、ベンチャー創業、独立起業を経験
独立後は、一部上場企業等への研修、コンサルティング等に従事
- 米ペンシルバニア大学ウォートン経営大学院(MBA)
- 日本キャリアデザイン学会会員
- キャリアカウンセリング協会会員
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